結論から言うと、同じマンション内やビル内、同一建物内での引越しの料金は、トラックを利用する距離のある引越しに比べて安くなるのが通常です。
一般的に多くの引越し業者は、1日を午前と午後の二枠と考えています。
つまり、一般的な近距離の引越しであれば、1台のトラックと作業員で、1日2件の引越しを行うのが通常なんです。
営業マンが見積もりをする時も、上記の考え方を念頭を行います。
例えば、トラックを駐車する場所と玄関までの距離が遠い場合や、分解・組み立てを要する家具が多い場合などは、同じ荷物量の条件でも引越し作業時間が長引く可能性が高いです。
この様な場合には、荷物量に対する標準的な作業員数よりも増員して対応することになります。
つまり、追加の作業員分だけ人件費が掛かるので、当然引越しの見積もり額を増えるわけです。
逆に言えば、同じマンション内や建物内での引越しは、部屋から部屋に直接荷物を運ぶので、作業時間も早く済みます。
同じ荷物量のトラックを使用する引越しに比べて、1名以上少なくても十分に、午前半日枠か午後半日枠で終了できるのです。
実際ほとんどの引越し業者では、同一マンション内での引越しの作業員数は、トラックを利用する一般的な引越しでの作業員数より少ないはずです。
ただ、一般の方が分からないことを良いことに、作業員数は少ないのに料金は安していない様な引越し業者や営業マンがいたりするので、注意が必要です。
その様な目に合わない為にも、必ず複数の引越し業者を見積もりに呼んで、比較検討する姿勢を見せるようにしましょう。
そうすれば、必ずカットする人件費分安くする引越し業者があるので、全ての業者がそれを基準に見積もり額を提示せざるを得なくなります。
当サイトでは、一度の条件入力で複数の引越し業者に見積もり依頼を送信できるサービスをご紹介しています。
このサービスの各参加業者は、同業他社にも見積もり依頼が送信されていることを知っていますので、ライバルを意識しあって相場が下がる効果が期待できます。
無料のサービスですから、お気軽にご利用くださいね。
『同マンション内での引越しの作業料金』の続きを読む |