ムーリス さん ご質問ありがとうございます。
新品の食器棚に買い換えるという対応は、通常ありません。現状復帰の為の手配を行い、その費用を負担するか、それが無理な場合は減価償却などを考えて、時価で補償するというのが一般的です。
ただ、今回の場合は現状復帰を試みて、それが満足のいく結果ではなかったということだと思います。
この場合、私が現役だった時は、別の修理業者に依頼して再度補修を試みるか、それが無理なら示談させていただく為のお話合いをさせて頂いたりしていました。
修理業者も様々です。ある業者が修理できなかった様な場合でも、他の業者が修理をやると、ほぼ完璧に現状復帰させられるケースが結構あります。
ただ、腕の良い修理業者は値段も高いので、そういった業者を手配したがらない引越し業者や担当者も多いのかも分かりません。
その様な業者なら、「証拠がないので補償できません。」という理屈で、もう一方の破損もうやむやにしようとしても不思議ではありません。
ここからはムーリス さん のお考え次第ですが、私であれば、まずその引越し業者の中で対応窓口を順番に変えていきます。
現場責任者 → 営業担当者 → 営業所の責任者 → 本社のカスタマーセンター
という感じです。
今回の対応が、その担当者レベルの考えなのかその会社の体質なのかを、まずは見極めるのです。その中で、対応をもう一度考え直すということに引越し業者がなれば、、もっと良い修理業者を手配してもらうことをお願いしてはいかがでしょうか?
できればムーリス さん が見つけられて、その修理業者を手配して良いかどうかを引越し業者に確認する位でも良いかも分かりません。私の経験では、出張費込みで3~5万円ほど掛かる業者だったのですが、本当に見事に修理してくれたものです。
ただ、上記のように対応してくれない場合は、外部の機関に任せるしかありません。その場合は、消費者センターなどに相談してみられてはいかがでしょうか。