結論から言うと安くなります。ただ、思ったほど安くならない業者もあるかもわかりません。
このあたりの理由を以下でご説明したいと思います。
引越しの見積もり額は、建前上は運賃や作業料金といった項目で細かく決められていますが、多くの業者の営業マンは、最終的にどれくらいで契約をとれればいいというラインを会社から言われている場合がほとんどです。
それは、何トントラックで作業員何人で、日取りが平日なのか週末なのか、午前中なのか午後なのかによって大まかに決まっているものなのです。また、見積もりに伺った時点での、予約の入り状況によっても多少上下します。
これは、引越し業者の裏事情です。
そして、同じビル内での事務所移転の料金が、他のビルに引っ越す場合に比べてどれくらい安くなるかということですが、この場合の条件の違いは、トラックに荷物を載せないことと、作業員が多少少なくて済むということです。
トラックには荷物を載せないのですが、実を言うと多くの引越し業者では、トラックの数に作業員の数をあわせて確保しています。
これは、ほとんどの引越しではトラックを利用するのが通常だからです。
ですから、今回の引越しはトラックに荷物を載せない同じビル内の引越しだからといっても、トラック以外の車に作業員を乗せて現場に行く・・・ということにはなりません。
更に、家具を梱包する資材や、建物を養生する資材を大量に現場に運ぶので、結局トラックを使うことがほとんどなんです。
つまり、同じビル内の事務所移転と別のビルに移転する場合の条件の違いは、作業員の数の違いのみということになります。
具体的な料金の差額は、違うビルに移転する場合の距離や搬出・搬入経路の難易度などの作業時間の差によるのですが、私の経験上は半分から四分の三程度の作業員だと思います。
ですから、料金も半分から四分の三程度の料金になるということです。
このあたりの考え方は引越し業者によっても多少違いがありますので、ご自身の事務所移転のケースがどの様な条件で、適正な価格がどれくらいかをお知りになりたい場合、なるべく多くの引越し業者から見積もりをとって、比較検討することが必須です。
当サイトでは、そんな場合に便利な複数の引越し業者に一括で見積もり依頼を送信できるサービスをご紹介しています。
このサービスの各参加業者は、同業他社にも見積もり依頼が送信されていることを知っていますので、ライバル同士意識しあって相場が適正な価格まで下がる効果が期待できるんです。
一般的な引越し専用のフォームになっていますが、事務所移転の場合でも大丈夫です。
引越しされる人数などの項目は適当に大人1名を選択して、入力フォームを先に進めると要望事項を記入できる欄がありますので、そこに具体的なご依頼内容を書いて申しこんでください。
無料のサービスですから、お気軽にご利用くださいね。
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