同じ建物内やマンション内の移動であれば、小物の運搬は一般の方でも時間さえあれば可能です。
その様なケースでは料金を安くする為にも、大きくて重い家具類だけを引越し業者に依頼したい場合もあるでしょう。
トラックを使用しないわけですから、どう考えても安くしてんもらえるのが普通だと思われるはずです。
ただ、意外に思ったほど安くない・・・という場合があります。もちろん、そもそもが引越しを頻繁にする方は少ないので、他の買い物と違って相場自体が分からないでしょうから、安いのか高いのかが分からないというところが正直なところです。
逆に言えば、皆さんが引越しの相場に詳しくないということを利用して、トラックを利用する引越しと変らない金額で契約をとろうとする営業マンがいます。
その様なことにならない為にも、皆さんは注意が必要です。
その為には、複数の引越し業者から見積もりをとって、価格競争をさせることによって上記の様なことを引越し業者の営業マンにやらせないことが大切です。
また１社の見積もりでも、同じ荷物量でトラックを利用する場合であれば幾らになるかを質問して、どんな回答を営業マンがするかを聞かれるのも良いでしょう。
引越し業者の事情からご説明をすると、トラックを幾ら使わないからといって、簡単に別の方の引越しを請けられるわけではないという事情があります。
といいますのは、引越しの作業はある程度熟練が必要なので、常勤の作業員や熟練した作業員の数は有る程度決まっており、大抵はトラックの数とあわせて確保しています。
そして、一般的にはトラックを利用する引越しがほとんどなので、ある方の引越しでトラックを利用しないからといって、あまったトラックを利用して作業員を急遽増員してあと１件引越しを請けるということがやりにくいといった背景があります。
ですから、その引越しでトラックを利用しなくても、結局作業に利用する梱包資材や養生資材を積んであるトラックで現場までお伺いするケースがほとんどです。
ただ、同じ建物内の移動であれば、作業員が１～２名少なくても十分に時間内（同じ荷物量をトラックを使って引越しする場合と同時間）に終えることができます。
その人件費分安くなるべきなんです。
具体的には、同じマンション内の引越しであれば半日で作業を終えますので、作業員１名の人件費の半日分が4,000～5,000円程度です。
ですから、１～2名少なくて済むのであれば、トラックを利用する一般的な引越し作業の値段よりも4,000～10,000円安いのが妥当な料金です。
ただ、それぞれのマンション内のエレベーターや階段の条件、そしてお持ちの家具の数や分解・組み立ての有無などによっても料金は変りますので、実際には見積もりをとって比較検討するようにしてください。
当サイトでは、一度の条件入力で複数の引越し業者に見積もり依頼を送信できるサービスをご紹介しています。
このサービスの各参加業者は、同業他社にも同時に見積もり依頼が送信されていることを知っていますので、ライバル同士意識しあって相場が下がる効果を期待できます。
無料のサービスですから、お気軽にご利用くださいね。
『同じマンション内で大きな家具のみの移動を業者に依頼して安くあげるテクニック』の続きを読む |
ほとんどの皆さんは、丹波篠山から鳥取への引越しの相場を知らないと思います。
