原則として、出来ないというのがルールです。
タクシーやバスの運転手の様な資格を、引越し業者の作業員やドライバーは持っていないからです。
ただ、単身の方などで引越し当日に手伝ってもらえる方が居ない場合や、車やバイクなどの移動手段がない方の場合は、ユーザーの移動時間を待たないと、新居での作業が開始できない為、業者としても困る場合が多く、その場合に同乗させてくれるような業者もあります。
ただ、許可があって対応してる訳ではないですし、万が一事故にあった場合などは補償の対象になりませんので、目先の楽さをとるか、慎重に自力で移動して、結果として引越しの時間が掛かることによる料金を支払うかは、自己判断と自己責任になるでしょう。
一部、アート引越センターのようなところでは、ユーザーが乗れるようなスペースのあるバスを改造したような専用トラックを持っています。
これの場合は、同乗専用で許可もあるので心配はありませんが、そんなに数がなくオプション料金も掛かります。
ただ、実際のところ、同乗させて欲しいようなケースが少なくないことは、私の経験からも非常によく分かります。
赤帽の様な軽貨物運送業者であれば、個人事業主の形態でやっているところがほとんどなので、ドライバーの考え方によっては同乗の希望にも対応してくれる場合が多いと聞きます。
また、一般的に引越し業者の中にも、会社の方針かそれぞれのドライバーの判断で対応してくれる場合もあります。
どのような意味合いで同乗させてくれるのか、事故にあった場合はどの様なことになるのかを確認した上で、自己責任で判断してください。
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