離島への引越しは、トラックで最初から最初まで運ぶということが出来ません。
また、トラックに荷物を積み込んで、そのトラックと作業員がそのままフェリーに乗り込むチャーター便では、かなり高額になってしまいます。
ただ、どうしても全ての家財を持っていきたくて、丁寧で安心の作業が良いのであれば、チャーター便が一番なのは間違いありません。
しかし、一般的にはコンテナなどに荷物を積みかえて、本島と離島の間はフェリーで運ぶ場合が多いです。
これであれば、比較的安価に引越しを行えます。
ただ、現住所で積み込む引越し業者と、離島の現地で届けてくれる引越し業者が違う場合が多いです。
提携している業者に離島での作業を依頼されるのですが、例えば破損などがあった場合、現住所での作業で起こったのか、それとも引越し先の作業で発生したのか、またはコンテナに積み替える際に起こったのかの責任の所在が不明確になり、問題の解決が長引くといったケースが起こりやすいです。
上記の様な場合を想定して、見積もり時点でその様なトラブルが起こった際の対処方法や補償内容を確認したり、対応窓口になる業者を必ず確認するようにしましょう。
また、口頭だけの確認ではなく、その内容を見積書の備考欄などに明記してもらうのも有効です。
また、チャーター便でもコンテナ便でも相当高額な料金になりますので、最低限の荷物以外は処分をして、現地で家具類などは調達するといったことも一つの方法です。
この場合は、大手の運送業者の宅配や郵パックなどを利用すると良いでしょう。
家財のほとんどを運ぶ引越し料金と、最低限のものを宅配で送って家具を処分する代金と、現地で家具を調達する代金の合計を比較して、決められると良いでしょう。
離島への引越しは、現住所の作業料金と海運業者の料金、そして離島での作業料金の合計になりますので、どの引越し業者に依頼されるかで料金に相当な違いが出ます。
ですから、なるべく多くの引越し業者に見積もり依頼をして、必ず比較検討すると同時に、料金交渉をしっかりするようにしてください。
ただ、値引き交渉が苦手な方も多いようです。
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