一括見積もりサービスや各引越し業者のホームページを通じて見積もり依頼すると、引越し業者から電話がかかってきたり、メールでアクセスがあります。
家族分のお引越しや、単身でも荷物の量が多かったり大きな家具があると、大抵の場合は営業マンがお宅に訪問しての見積もりになります。
ただ、わざわざ荷物の量を営業マンが目視しなくても、荷物の量が少なく明確で、搬出や搬入の経路に特別難しい条件がない場合は、電話やメールのやり取りのみで契約まで至る場合もあります。
荷物の量が少ない単身などの方で、電話やメールのやり取りのみで契約することに不安を感じられない場合は、時間の節約にもなりますし良いと思います。
ただ、訪問して営業マンが実際に荷物の量や質、家屋の形状などを確認しないので、引越し作業当日にトラブルになることも少なくありません。
プロの引越し業者が電話やメールで大丈夫といったんだから大丈夫だろう・・・と思われると思いますが、はっきり言って現場を熟知した営業マンばかりではありませんし、安易に信じるのは考え物です。
私のアドバイスとしては、引越し業者のメールや電話での契約を確実なものとするため、念押しの行為を徹底していただきたいと思います。
念押しの行為とは、例えば電話のやり取りだけで契約を結ばれる場合、口頭で確認したり約束したことを、きっちり書面にしてもらうことです。
引越し業者は、必ず見積書を作業日当日までに顧客に渡す必要があります。
電話で簡単に契約に至るようなケースでは、この行為を省いてしまう業者が多いのですが、ユーザーは遠慮せずに見積書をもらえば良いです。
そして、気になることや特別に約束したことなどは、その見積書の備考欄などにきっちり記載してもらってください。
それをFAXや郵送などで届けてもらっておけば、きっちりした作業を求められている人だ・・・という印象を引越し業者に与えられることになり、トラブルの発生を未然に防ぐ効果が期待できるんです。
ただ、少しでも気になることがある方は、訪問しての見積もりにきて貰うようにしましょう。
『電話やメールのやり取りでの見積もりで済むケース』の続きを読む |