このケースは、引越し業者の考え方によって対応が変ると思います。引越し業者というより、営業所の責任者や営業マン個々によって変わるかも分かりません。
私が引越し業者に勤めていた時のお話をすると、場所や時間が決まってないことは特に問題ではなくて、実際に引越しをされることが決まっているかどうかが決め手でした。
少し話はそれますが、引越し業者が売上を上げるためには、引越しをされる方の情報を他社に取られる前にキャッチして、契約を頂く必要があります。
もし、あるユーザーが問い合わせをされてきて、「引越しをされることは決定してるんだけど、まだはっきりとした日程や住所が決まってないんだ」といわれた時に、その方の見積もり依頼を断る業者があったとしたら、私は不思議でなりません。
もし断られた方がいたとしたら、私の予想では、その引越し業者の窓口担当は、恐らく従業員で経営者や経営感覚をもった者ではないんだと思います。
例えば営業マンの立場で自分の目先のメリットだけを考えれば、営業成績があるので不確実で契約になりにくそうな要素があると感じると、断ってしまったほうが良いと考えてしまう傾向があるからです。
ただ、間違いなくこの考え方は会社に不利益をもたらしています。なぜなら、引越し日や場所が決まってないという方の多くも、必ず引越しをすることは間違いない場合が多いので、わざわざ顧客を顧客でない様に扱ってしまっていることに他ならないからです。
話が長くなりましたが、要するに、皆さんが引越しをされることが間違いないのであれば、自信を持って見積もり依頼をしてください。
そして、快く無料の見積もりに応じてくれる引越し業者こそ理想の業者なので、その中からベストなところを選べば良いです。
ただ、実際に日程や住所が決まってないことは事実な訳ですから、見積もりの仕方や見積もり書の書き方は少し通常と変ってきます。
引越しの料金は、日程によって大きく影響を受けます。ただ、こう言ってしまってはなんですが、逆にそんな緻密に決まっている訳でもない(笑)ので、最終的に決定する日程が、休日か平日かや、午前か午後か・・・などの条件別に、見積書の備考欄などに料金を書いてもらうと良いです。
また住所に関しては、他府県への距離のあるお引越しの場合で行き先の都道府県に複数の候補がある際は、その行き先別に料金を算出できるはずです。各都道府県の中での住所が決定していない程度のことは、長距離の引越し料金の算出において誤差程度のことにしかならない場合が多いからです。
また、近所への引越しで住所が決まっていない場合は、10キロ以内の移動なのか、それともそれ以上の距離があるケースも考えられるのかで、ケース別に料金を算出して書いてもらえば良いです。
移動距離が近い場合は、半日で引越しを出来るので安いですが、距離が少し遠い場合も、午後の半日枠を利用すれば、半日料金でできたりもします。
このあたりは、引越し業者の配車の考え方や営業マンの個々の能力によっても変ってきますが、いずれにしても、引越しをされることが間違いないのであれば、自信も持って見積り依頼をしてください。
見積り依頼をされる場合は、必ず複数の引越し業者に依頼しましょう。価格競争をしてくれるので安くなります。
当サイトでご紹介している一括見積もりサービスから申し込まれると、自動的に複数の業者に依頼することになるので、大変有効で便利です。
もちろん無料のサービスですから、お気軽にご利用くださいね。
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