一般的に、小物のダンボール詰め（荷造り）やダンボールから出す作業（荷解き）は、ユーザーの皆さんが行ないます。
ただ、コースによっては引越し元の小物の荷造りや引越し先でも小物の荷解きまでを引越し業者が行なうケースもあります。
一昔前は、この小物の作業も通常の作業員が行なうことが多く、作業が乱雑でトラブルやクレームが耐えませんでしたが、今ではその反省もあり梱包専門のスタッフがいたり、各社が工夫を凝らしてサービスの質がかなり上がっています。
ただ、私の個人的な考えかも分かりませんが、引越し先での荷解きに関してはユーザーが期待するレベルには達していないと思われます。
これは作業員が作業の質のレベルというよりも、ユーザー側の作業に対する期待がその原因になっている場合が多いです。
特に問題になるのは台所などの、作り付けの収納部分です。
引越し元と同じ家具の中身を元の家具に戻す作業はそんなに難しくはありませんが、作り付けの収納に関しては形状などの条件が違うので困難です。
ただユーザーの期待は、作業員がプロである以上期待どおりの作業を行なってくれると思うのです。
これが問題の根底にあると私は作業員時代にから思っていました。
作業員時代はサービスを提供する側の立場なのでなかなか言えませんが、それでも営業マンとして勤務していた際には、ユーザーが荷解きまで希望されている場合でも上記の様なことをご説明して、それでも希望される場合にのみ荷解きを受注するように心がけていたので、おかげでクレームが出るようなことはありませんでした。
もしかしたら、納得行かない作業があったかもしれませんが、私の説明があったので文句言いようが無かったというのもあるかも分かりませんが・・
このあたりは、担当する梱包スタッフによってもかなり違うと思うので、これ以上は何とも言えません。
ただ、荷造りと荷解きは条件が違うということをご理解いただいたうえで、ご自身の引越しの見積もりに望んでいただきたいと思います。
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ほとんどの皆さんは、観音寺から北見への引越しの相場を知らないと思います。
