自由にパーツの組み換えができて、置き場所の変更や子供の成長に合わせてカスタマイズができる様なタイプの家具の総称ですが、このシステム家具の特徴として、ネジが一般的な家具より多いことです。
そのシステム家具の大きさ・規模にもよりますが、数百本のネジが使われてるような凄いものもあります。また、組み換えが出来るわけですから、決まった形があるわけでなく、現在の形に移動先で現状復帰させるのか、別の形に組むのかなどの問題も当然あります。
こういった家具も、一般的な引越し作業員では扱えません。扱えないというより、一般的な他の家具やご家財の引越しと同じモードでは出来ないとと言ったほうが正確でしょうか。余程特殊なものでない限り、時間をじっくりかければ希望通りの分解・組み立て・運搬ができるとは思います。ただ、それを通常の作業時間内にやりきるのは無理なのです。
見積もり時に、営業マンが一目見てシステム家具と把握して、一般的な引越し作業員に対応させようと思った際は、そのシステム家具の分解・組み立て・梱包の為に通常より長めに作業時間を見積もっていないといけません。当然、それに比例して見積もり額もあがるはずです。
それでも構わないと思いますし、特殊作業のスタッフや協力会社の手配によって、オプション料金が発生する方法でも良いでしょう。怖いのは、特別な料金を皆さんに伝えるのが営業マンが嫌で、無理に通常の料金で受けて、引越し当日に大幅な作業時間延長が起こってしまうようなケースです。
こういったことを防ぐ為にも、ご自身のお持ちの家具が一般的な家具ではないと認識されている場合は、必ず見積もり時にそれを営業マンに申し出るようにしましょう。
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ほとんどの皆さんは、えびのから多摩への引越しの相場を知らないと思います。
