皆さんの関心や興味をひくために、引越し業者は様々な名目の割引やキャンペーンを行なっています。
特に、ここでは割引についてお話をしたいのですが、最近ネット上でよく目に付くのが「最大５０％OFF」の様な見出しです。
引越し料金が半額になるって凄いことです。
例えば夫婦２名で、３トン車分くらいの荷物量で移動が近ければ、一般的に定価は５～６万円です。
これが半額となると、３万円を切るような値段になります。
こんなことが実際にあるのでしょうか？
はい、あるんです（笑）
私の経験上、多くの方が引越しを希望される週末などは、この様な値段にはまずなりません。
逆に、あまり人気がない日があります。１年で見れば、２月や９月などは引越し件数が極端の少なくなりますし、その中でも平日の午後などはかなり引越し業者は暇になります。２月や９月でなくても、暇な日は当然あります。
引越し以外の仕事もやっている兼業の運送屋さんであれば、このような日や時期は引越し以外のことを作業員にさせればよいのですが、引越しのみを専門に経営している業者ではそうもいきません。
実を言うと、ここが大事ななんです。
引越し業者として長く成功するには、引越し以外のことを作業員にさせないのが鉄則なんです。
勿論、家具の移動など引越しに順ずる作業は構いませんが、宅配や企業間の荷物の運送を作業員にやらせると、作業が乱暴になるんです。
引越しの作業とは、それほど繊細さを要求されます。
皆さんのプライベートな空間にずかずか入ってきて、家財を触られるわけです。皆さんからすれば、当然サービス業的な配慮を希望されるでしょう。
こういったことは、引越しにずっと携わっている作業員だからこそ出来るようになってきます。しかも、肉体的にはかなりの重労働ですから、丁寧で安心の作業員を育てることは大変なんです。
話が長くなりましたが、つまり引越しを専門に経営している業者にとって、引越しの問い合わせが少ない時期や日をどう乗り越えるかが課題ということです。
そこで一番威力を発揮するのが割引なんですね。
私がよく例に出すのは、スーパーの惣菜ですｗ
惣菜はその日のうちに売り切る必要があるので、閉店間際になるとびっくりするくらい値段がさがります。そうです、まさに半額以下になります。
引越しの値段もスーパーの惣菜と一緒で、人気のない日の値段は実を言うと最初から半額以下なんです（笑）
ただ、引越し業者も商売ですから、最初からそんなことは正直に言いません。
「お値引きしますから」「割引しますから！」といって、土日などの割引のほとんど無い値段に対して、徐々に値段を下げて平日に日程を変えてもらうようにするんです。
数万円違うわけですから、もし平日にお休みを取れるようなら、平日に引越しをしましょう。
そして、その際は必ず値段を下げてもらいましょうね。
正直なところ、何かのキャンペーンなど関係なく、暇な日であれば引越し専門の業者は必ず安くします。「最大５０％OFF」などの見出しに惑わされないようにしましょう。
また、平日に日程を変えた場合のメリットがもう一つあります。
それは、作業の質が週末より良くなるということです。
なぜかというと、やはり引越しの件数が少ないので、週末に比べて熟練の作業員の割合が多くなるからです。逆に言えば、見習いの様なバイト君が来る確率が減りますし、もし来たとしても、プラスαのような感じで作業員数が多くなったりします。
安くなって、更に作業の質が良くなるわけです。
そして、引越し業者も平日の仕事が増えて嬉しいので、みんな得をします（笑）
是非、参考にしてください。
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ほとんどの皆さんは、浦添から和歌山への引越しの相場を知らないと思います。
